どうもオギーです。
猫と暮らし始めるとトイレなどのにおいが必ず気になるのと思います。
もしかしたらしばらくすると慣れたよという人もいて気にならなくなるかもしれませんが
自分は良くても外から来た人が「うっ!」となってしまうニオイが出ているかもしれません。
猫はとっても綺麗好きで猫自身は無臭もしくはおひさまの匂いがします。(※個人的感想)でも猫から出てくるものはもれなく大体臭います。
猫と人間の両方が楽しめる快適ライフのために猫の臭い対策と実際に使っている消臭剤などをまとめていきます
結論から言うと
猫との暮らしにおける臭い対策とは→においの元を素早く取り除くこと
これにつきます。
臭いのメカニズム(猫は悪くない!)
まず第一にねこのうんちやおしっこの匂い自体をいい匂いにしようとするのはやめましょう。(そんなことができるかはわかりませんが、、、。)
猫の尿は凝縮尿で人間や犬に比べて匂いが強く独特のにおいがすることで知られています。また便についても肉食動物特有のツンとした臭いがします。体のつくりや消化の仕組みを変えることはできないです。
臭いは電気信号
臭いについてのメカニズムを簡単に説明します。
空気中に漂う臭い物質を鼻の奥にある臭いセンサーがキャッチすることで電気刺激が発生します。その電気信号が脳に伝達されることで私たちは臭いを感じることができます。
ポイントはこの臭いセンサーは受け取り方が一人一人違います。
鍵穴のような組み合わせで臭い物質を受け取りそれをいい匂いとして感じるか嫌な匂いとして感じるかは受け手によって変わるということです。
つまり何が言いたいかというと
自分がいい匂いだと思っても他の人にとっては嫌な匂いとして感じられることもあるということです。
反対に自分が嫌な匂いだと思っていても周りの人にはいい匂いとして感じられるということもあります。
人によって差があるという例を一つ挙げるならば
私自身はシステムトイレの1週間使えるシートの匂いが苦手です。
未使用品の匂いもあまり得意ではなく、おしっこと混ざった時の匂いはもっと苦手で一回で交換したくなります。なので基本的には固まる砂のみ使っていますが、システムトイレを使う場合は薄手のペットシーツを使いこまめに交換しています。
臭い対策は臭い成分を消し去ること
匂いは誰にとってもいい匂いなんて有り得ないということを知っていたらやることは一つです。
臭いにおいをいい匂いに変えようとするのではなく
臭いを弱くすることに全力を注ぐということです。
あなたが好きな匂いでも他の家族や大切な猫がその匂いが嫌いだったら、誰かが辛い思いをすることになります。
ましてや猫が嫌いな匂いがトイレから出ていたら猫がトイレを使わなくなることだって考えられます。
人間よりも猫の方が鼻が効くのだから、猫基準で考えるようにしましょう。
もし猫にとって嫌いな臭いがしてるんだったらそれは鼻の穴の中に直接塗り込まれていると同じくらい辛いことかもしれません。
猫と暮らす際の臭い対策は以下の2つのポイントを押さえる必要があります
- 人間が気にならないレベルにトイレ臭などを抑えたい
- 粗相などした場所のおしっこ臭などは完全に消し去りたい
猫にとっては匂いは非常に大切なツールです。トイレの識別や自分のにおいがすることは安心感にもつながったりします。
私たち人間もトイレ臭などを完全に消したいわけではなく、気にならなければ問題ないはずです。
人間には気にならないレベルの臭いになって、
猫にとってはトイレのしるしとなるレベルの匂いになってもらえたらハッピーハッピーということです。
しかし粗相などをしたソファなどについたおしっこ臭などは、そこににおいが残っているとトイレと勘違いしたり再び粗相を同じ場所にするようになる可能性もあるため限りなく0までにおいを消しておきたいですね。
猫の臭い対策の考え方
猫と暮らす際の臭い対策は二つに分けて考えることができます。それは私たち自身ができる臭い対策と専門家に任せるべき臭い対策があるということです。
それは
私たちが行う臭い対策→においの原因を取り除く
専門家に任せる臭い対策→においを弱くする(消臭)
私たちが行うべき臭い対策
では猫と暮らすときの臭い対策として私たちができることは何でしょうか?
それは臭い物質のもとを取り除くということです。
言い換えると
- 掃除
- 換気
- ゴミ箱の密封
要するに
- こまめに排泄物を取り除く
- 空気を入れ替えて臭い物質を取り除く
- 臭い物質を閉じ込めて外に出ないようにする
うんちが臭いのは諦めて、部屋の中から臭い物質をできる限り取り除いた上で、ごみ収集日までにおいが漏れないように閉じ込めておく。臭いものには蓋をせよ作戦ですね。
ゴミ箱の中には臭い成分が凝縮されているのでそこから出てくるニオイはより強いものになります。できるだけ開ける回数を減らし、素早く開け閉めすることが大切です。
猫のトイレ用のゴミ箱についてはキティペールのレビュー記事も書いているので参考にしてください。
(キティペールの楽天リンク)
つまり私たちができる日頃からの臭い対策は臭いの元を取り除き閉じ込めておくということです。
それであれば人間用のトイレに流せばいいじゃんと思った方もいるかもしれませんが、下水道などの処理設備は、人間以外の動物の排泄物を流すことを想定して作られていません。猫の便は人間のものと違い水に溶けにくかったり毛を含んでいたりします。トイレのつまりの原因などにもなりますので流すには注意が必要です。基本は流してはいけないと思うのですが、市町村によってペットの糞の処理の取り扱いが変わることがあります。事前に市町村のサイトで確かめることをお勧めします。
専門家に任せるべき猫の臭い対策とは?
自分たちが取り組むべき臭い対策は臭いの元を取り除き日頃からきれいにしておくという習慣や行動です。
そして専門家に任せるべきところは臭いを弱くすること(消臭)です。
消臭成分の性能や安全性など技術に関する部分です。
性能が良いものを選びましょうというだけでなく自分の状況に合ったものを選びましょうということです。
例えば、人間だけであれば消臭効果が高いものを選べばよいかもしれませんが、ペットがいるご家庭では、ペットにも安心なものを選ぶ必要があります。
また消臭の仕組みにも様々なものがあり、それを理解して選ぶ必要があったりします
おすすめの消臭剤ハル・インダストリ
私は香りをつけたくなくて、消臭の力が高いもの、そして安全なものが欲しかったので
ハル・インダストリの消臭ビーズを試してみました。そして気に入ったのでそのまま使い続けています。
ハル・インダストリの消臭の仕組みや良さは公式サイトのブログで既にまとめられていますのでそちらのリンクを貼っておきます。
ただでさえこんな長い記事を読まされたのにもう他の記事は読めないよという方のためにまとめると
植物由来の消臭成分で、一般家庭でよくある悪臭のもととなる成分(アンモニア・メチルメルカプタン・トリメチルアミン)に消臭効果を発揮する安全性と消臭効果の高い消臭剤だということです。
※アンモニア(尿やたばこのにおいのもと)※メチルメルカプタン(玉ねぎが腐ったようなにおい)※トリメチルアミン(魚のにおい)
よく物倒すのですがビーズタイプでこぼれないのも気に入っています。消臭効果を高めるファンがついた置台もあるのですが、保護猫でなんでも噛んでしまう可能性がある子がいる部屋ではビーズ単体で使用しています
よくあるハーブの香りがないのも好きなポイントです。
おもえば、服とかもこういう感じで無地の着心地が良い服を選ぶようになっているなあと感じています。なのでこのあたりはやっぱり快適さに個人差があるのだと思います
おまけ 我が家のその他の臭い対策
システムトイレだとおしっこがついた砂がそのまま残ることや網目状の隙間に砂が入るだけでなくおしっこや便がつまってしまうのが個人的にはちょっとアレなので我が家は基本的には固まる猫砂しか使っていません。使いやすければそれでも我慢はできますがうちの猫が小さいころから固まる砂でトイレをしていて、なかなかシステムトイレは使ってくれませんでした。
うちのねこは極小粒の鉱物系の砂がやりやすいようでライオンの『ニオイをとる砂』を愛用しています。
鉱物系が良くないという意見もありますが、尿トラブルが多かったので猫が1番使いやすいものをということで使っています。消臭効果や使い勝手もよく気に入っています
これ地味に重いのでAmazonでまとめ買いをしているのですが
Amazon限定で販売されている5.5リットルが4袋入ったセットがあります。こちらの猫砂が気に入った方はかなりお勧めのセットです。
もう一つアマゾン限定の4袋セットでおすすめのポイントが手で開けれる切り口がついてるのが何気にお気に入りです。
猫の近くにはハサミは置かないので開けたい時にどうしても一手間入ってしまっていたのがなくなって万々歳です。
4袋セットが気になる方は以下のリンクをご活用ください
猫と暮らす際の臭い対策のまとめ
猫と暮らす際の臭い対策のポイントは基本的にはトイレ臭の対策になります。猫自身からいつもと違う臭いがするときは体調不良などの可能性があるので注意が必要です。
猫のトイレ臭とうまく付き合っていくには
においが出るものをこまめにきれいに片づけるということにつきます
猫に限らず排泄物を放置するとアンモニア臭が強くなるため、より臭いが強くなります。そのためこまめに掃除に取り組むことが大切です。それと合わせて自分と大切な猫にとってより良い消臭剤を使ってにおいの元を断ち切るという二刀流で取り組んでいきましょう。
あなたと愛猫の快適ライフを応援します